雑記ノートブログ

山口県のどこかに住む野郎の不定期な日記みたいなもの

世界を旅する11作目

 

西暦2004年

この年の4月にはサムライスピリッツ零SPECIALがネオジオから発売

ネオジオとしては最後のタイトルとなり、サムスピ史上あまりにも過激すぎる残虐表現が話題となりました。

 

そしてその前の3月に稼働したのが我らがポップンミュージック11

この作品から新たにDes-Rowこと右寺修氏がメインスタッフに加わり、サウンドディレクターもwac・村井聖夜Des-Rowの3人体制となりました。

 

  • ピックアップ

ポップン11のテーマは「トラベル」

そのため本作の楽曲は世界や日本各地をイメージしたものが多く、まるで本当に世界を旅行しているような気分になれます。

モード選択画面で表示される世界各国の実写画像やチャレンジモードのノルマ表記も空港の電光掲示板のようなデジタル表記になってたりと「旅」の演出をこれでもかと表現しています


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版権曲はアンパンマンめぞん一刻セーラームーンのような名作アニメの主題歌からシブがき隊の「スシ食いねェ!」やカウボーイビバップのテーマといった渋いモノ

更にはドラえもんからまさかのジャイアンのキャラソンが採用され、それをたてかべ和也さんご本人による新録で収録というかなり豪華な仕様に!

 

曲選択画面では新たにジャンル名を五十音順に並べたソートカテゴリと自分が良く遊ぶ楽曲が最大20曲まで並ぶベストカテゴリが追加

家庭用はともかく、ただでさえ曲が多いアーケード版に五十音ソート機能はとても便利な機能で黄色ボタン長押しでジャンプできるのもとても便利

 

さらに曲選択画面であのコナミコマンド(↑↑↓↓←→←→BA)を入力して特定の曲を遊ぶと・・・

なんと最終ステージに隠し曲グラディウスのメドレーが解禁!

このコナミコマンドによる隠し曲の解放は後のシリーズにもちょいちょい仕込まれる定番ネタになっていくのでした。


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他にもゲーム終了時に表示されるマイレージのポイントによって既存曲のウラ譜面(楽曲はそのままに難易度がより難しくなった譜面)が遊べるチケットが貰えたりと、11は全体的に地味ながらも便利な機能が多く備わった堅実な作品といえるでしょう。

 

  • 当時のミミニャミ

旅がテーマなのでミミニャミの衣装は動きやすいボーダー入りの半そでTシャツにシックな色合いの長ズボンと歴代で最もカジュアルな衣装

カバンを振り回したりと結構アグレッシブなアクションが魅力でした。

 

  • はてなのけいえむ カードデビュー

 

そして同年の8月頃

ブログ主はゲーセンでAC10を散々遊び倒した後、AC11のエントリーカードを購入して遂にアーケード版ポップンを本格的に始めるに至るのでした。

そしてここから約14年間にわたるポップンライフが幕を開けたのだった・・・