今回の長篇を書くにあたって鉄拳シリーズのあらゆるプレイ動画を見て今一度鉄拳の世界を予習してきたんですがこれ本当に格ゲー?と思うくらい壮大で大人向けなストーリーで色々と戦慄を覚えました
結果、長篇では鉄拳7の時系列的に平八が世界格闘大会を宣言した直後に起きた出来事という設定にしときました。
さて、肝心の一八さんですがはっきり言って2つ前に参戦したセフィロスすら霞んで見えるほどの極悪人で本当に扱いが難しい!
と当時は思ったけど一応アイツはG社というデカい会社の代表格という社会的にも高い地位にいるからまだ常識があるだろうと判断したのであまり苦悩はしませんでした。
一八自体原作内でも大抵他方から憎まれてる性格だし攻撃的な台詞も普通に使えるのも良ポイント
ただコイツは技の一つ一つがとても強力だからちょっと技を当てるだけで簡単に吹っ飛ぶからなかなかベストの場面が撮れずに苦労しました。
しかも1on1だと投げ技や下必殺技でカメラ演出が入る時はポーズからのカメラ操作ができない困った仕様でもあったためわざわざ3人以上で大乱闘を始めて撮るという手間もかかりました
まさかこんな所に落とし穴があったとは!
あ、それと今回の長篇では鉄拳のシリアスな空気を表現するためにモノクロとかシャドー、白黒といった普段使わない画面効果をふんだんに使ってみました。
特に白黒効果はキャラがまともに写らないから扱いが難しいんですが位置調整をしっかりすれば見栄えの良い演出になるのが面白かったですね。
そして今回一八と手合わせしたカムイとパックマン
構想当時はパックマンが戦う予定でしたがカムイは特別な力を持つ者、そして複雑な家族関係と何かと一八と共通点も多かったのでパックマンは監視役にまわることになったのです。
で、今回カメラ役としてミリマスの春日未来も出させましたがこれは非戦闘員の誰かが研修の内容をビデオで録画したら面白そうだと思って試験的にやってみました。
見ての通り表情とか編集で加工しまくりですが!(笑)
長篇作ってる間もリアルの忙しさや突然やってきたニンテンドーダイレクト等予想外の事態が沢山起こったので気が付くと完成まで2か月掛かってしまいましたがスマブラSP最後のダイレクト前に無事完結できて本当に良かった・・・