雑記ノートブログ

山口県のどこかに住む野郎の不定期な日記みたいなもの

簡単なようで難しいナンバリング3

※当記事には一部グロテスクな画像を使っていますので苦手な方はお気を付けください

 

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1998年といえばゲームボーイカラーが発売された年でスーパーファミコンも完全に末期の時代

星のカービィ3任天堂がカセットとしては最後に発売されたスーパーファミコンタイトルだったのです。

 

  • がいよう


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本作は星のカービィ2の流れを汲むいわば数字シリーズの続編

まるで水彩画のような暖かみのあるグラフィックが特徴的でカービィもいつもとは違うテイストで描かれています。

 


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本作には新たな能力として「クリーン」が新登場

ほうきで敵を掃いて攻撃するユニークな能力で後にアニメ・スターアライズでも復活しました

  • ぼうけんのもくてき

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平和なポップスターに黒い雲が襲来

雲はポップスター全体を覆い、デデデ大王たちを操り始めてしまいました

 

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そんな黒い雲を追い払うべく、カービィと頼れる仲間たちが立ち上がる!

さあ、彼らはポップスターに平和を取り戻すことができるでしょうか・・・

 

  • 2Pプレイヤー グーイ

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今回の冒険ではスーパーデラックスに引き続き2人同時プレイが可能で2Pは青くて丸い体のグーイを操作するようになりました。

長い舌を使って敵を飲み込みカービィと同じくコピー能力も使えます。

カービィでは吸い込めない敵も飲み込める等グーイだけの強みもあるものの、一度に一体までしかほおばれないので注意!

  • 新たな仲間たち


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『2』と同じく本作ではなかまとの合体が可能でコピー能力もなかまによって全く違う技に変化します

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星のカービィ3ではリック・カイン・クーの他にも

  1. 3段ジャンプが可能なネコのナゴ
  2. 少しだけ空を飛び天井にくっついて移動できるタコのチュチュ
  3. 小さな体でカービィを背中に乗せて走る小鳥のピッチ

の3人が新登場!彼らもリック達にも負けない強力なコピー能力でカービィをサポートします

  • ハートスターを集めよう

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このゲームの重要アイテムであるハートスターは各レベルのステージ毎に一つずつ用意されて条件を満たすとゴール前に入手できます。

指定の仲間を連れてきたりステージに隠されたアイテムを探したりとステージ毎に何をするかは決まっており、達成しやすいものもあれば初見じゃ気づきにくいものもあるので収集難易度はけっこう高め(「2」の虹のしずくほどではないけど)

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で、このハートスターを全て集めることで真のラスボスへの扉が開かれると

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冒険の途中では投げたゴルドーの顔を当てたり指定された同じ色のゴルドーの数を数えるなど全5種類のミニゲームが待ち構えています。

3回全て答えればハートスターが手に入りますが一度でも間違えたらそこで終了!再チャレンジには一度ステージを抜ける必要があるので余計に質が悪い

 

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本作には何故か数多くの任天堂キャラがゲスト出演しており、例えばこの黄色いトゲをはやした赤いヘルメットを被った敵キャラはマリオシリーズトゲゾー

吸い込むとニードルの能力が得られます

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そしてあるステージには「メトロイド」より宇宙生物メトロイドが徘徊してたりすることも

近づくと攻撃してきます(ただしノーダメージ)が、氷の能力(アイス)を当てると倒せるといったちょっとした原作要素も再現していました。

ちなみにそのステージのゴールには主人公のサムス・アランが待っています

 

  • ちょっぴり不気味な敵キャラたち
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ここまで見てもらうと分かるように本作は手書き感あふれる世界観やほのぼのとしたBGMが魅力ですが、それとは反対に少し不気味な見た目のキャラが多いのも特徴

扉に化けていたり壁の後ろに透明な敵が潜んでいたりと初見だとビックリすることでしょう

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特に真のラスボスであるダークマターの親玉・ゼロとの戦いはこの不気味さにより拍車をかけています

ゼロ自体の体力が多く、とにかく沢山攻撃しないといけないのでかなりの持久戦になりますが

問題は体力を全部減らしきった後・・・

 

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ドブシャアアアアアアアアア

なんとゼロの目玉が体を突き破って出てきた!

 

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そして目玉だけになった後も執拗にカービィを追いかける!

数あるラスボスの中でもここまでグロい演出を見せつけ当時のプレイヤー達に多くのトラウマを植え付けた奴はおそらくゼロが最初

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やはり敵の親玉は格が違う

スーパーファミコンだから演出が簡素だったのが救いだったけど、これがもし現代の技術でリメイクされたら・・・考えるだけでも恐ろしい

 

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まずはメインゲームで真のエンディングを迎えることが第一前提

 

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次にオプション内で解放されるミニゲーム連続挑戦モードMG5を一度もミスすることなくクリア

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それを達成して挑めるミニゲームJumpingを10回以上クリア

(ステージクリア時に挑戦できるゴールゲームを単独で遊べるモード。一度に10回以上成功で達成率が増加するが後半がかなり難しい)

 

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そしてボスとの連戦モードのBoss Butch!をクリア

 

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これらの条件を全て満たすと晴れて達成率100%となるのですがMG5Jumpingの存在がその難易度を跳ね上げており、本作は100%クリアが最も難しい本編カービィとも呼ばれています

当時実機で遊んでいたブログ主もMG5がどうしてもクリアできず100%クリアできなかったけどあれから20云年の時を経てニンテンドースイッチの移植版で遂に悲願が達成されました。

やっぱり巻き戻し機能は万能!

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100%クリアのご褒美として本作のムービーが自由に閲覧できるモードが追加されます

 

  • まとめ

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最後のスーファミタイトルでもある本作はCMが制作されておらず、売り上げも本編カービィでも最も低かったと言われている星のカービィ3

でも当時のブログ主はスーパーデラックスよりもこの3の独特な雰囲気がとても好きだったのでWiiバーチャルコンソールで真っ先にダウンロードするほど思い入れのある作品でもありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • コピーライトのなぞ

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ここだよ ここ

ところで本作のタイトル画面下のコピーライトを見て多くの人はこう思ったハズ

何故1998年発売の本作が1997年表記なのかと・・・

実はこれ、北米では星のカービィ3が日本より一足早い1997年に発売されていたのでその名残なのかと思われます。

・・・ていうか国内より海外で先に発売されたカービィタイトルってのも結構珍しいなw