○月×日
この世界での1日研修にやってきた青年ベレト
研修を通じてこの私・スーパーマリオが感じた事をまとめた報告書である
- ベレトについて
青髪に黒い鎧の上に黒のロングコートを羽織っている彼はかつて傭兵として活躍していたらしいが、現在はとある士官学校で教師を務めているようだ。
- 特徴
ベレトは右手に装備した剣を振るって戦う
他の剣士と比べて剣のサイズは若干大き目でリーチは長いことが分かる
剣は蛇腹剣に変形してさらに広範囲をカバーすることがわかった
少し離れていてもギリギリ届くこともあるので油断はできない
さらに伸ばした剣を空中の相手に引っかけて踏み台にするという荒業もやってのけた
大きくダメージを負っていると地面に叩き落とされたこともあるのでうかつに空中戦を仕掛けるのはオススメできないだろう
- 3つの武器
実際に手合わせして驚いたが、何とベレトは剣以外にも特徴の異なる3つの武器を使い分けることが分かった
1つ目は槍 リーチが長く先端に当たるとより大きなダメージを負った手ごたえを感じた
そういえばスマブラで槍を使う者はいないから中々に新鮮だった
2つ目は弓矢
弓に矢を引いて飛ばす直線的な武器で弓を構えてる間は方向を変えられるようだ
だがベレトが力いっぱい引き絞るとレーザー光線さながらの超速弓矢を放った
かなり強力なのは間違いないが一度引き絞ると途中でやめることができないらしいあたり、この一矢に全てを賭ける心意気なのだろう
最後の3つ目は巨大な斧
力いっぱい溜めてから思いっきり振りかぶる豪快なロマン技という印象だった
何より恐ろしいのは振りかぶる瞬間に攻撃を仕掛けても意地でも耐えていたことだ
今回はタイマンでの手合わせだったので読まれやすいかもしれないが大乱闘では混戦に紛れて叩き込むことでその真価が発揮されるだろう
ちなみに遠くに離れていても地面からの衝撃波で浮かされてしまうことも身をもってわかった
- 未知の力
そして研修中にあの事件が起こった
世界各地で異界の門が開き ルイージからの案内で現場に駆け付けた我々は悍ましい巨大な竜と相まみえた
その時だった
ベレトの体からオーラが放たれ髪の色が緑色に変色し・・・
剣を大きくなぎ払った瞬間・・・嵐の如く強烈な衝撃波を起こしたのだ
その一撃は異界の門を掻き消し、竜も一撃で仕留められた
あの未知の力を目の当たりにした時 私はベレトには我々と同じくファイターとしての資質があると確信した・・・
- まとめ
ベレトの存在はこの世界において大きな変革をもたらすのではないか
そう思うとあの1日研修は大きな収穫だったと思う
(追記)
現在私はルイージと共にベレトが教師を務めてるガルグ=マク修道院に滞在中
ここでの調査報告についてはまた後ほど