このストーリーに登場するデレマス勢のキャラは基本アニメ版をベースにしています
そんなわけで今回のGirls-only gathering はアニメ第1話の凛を振り返りながらお届けします。
- ピーチ城 裏庭にて…
サム姉「フ・・・こう静かだと心が落ち着くな」
ゼルダ「そうですね。女子会もあと少しで終わるので、ここで体力を養っておきましょう」
「ねえ、私もちょっと休んでいい?」
ルッキー「あ、凛さん。あなたは2人と一緒にいなくていいのですか?」
凛「うん、ピーチ姫に少し喋るのに疲れたって言って抜けてきた 」
サム姉「まったく…お前の連れの未央って言ったか?アイツと話してると正直調子が狂う…」
凛「ご、ごめん。でも悪く思わないで。未央は今日の女子会すごく楽しみにしてたからさ」
サム姉「心配するな、ああいうヤツは別に嫌いじゃない」
ルッキー「そういえば気になることがあるんですが…
卯月さんと未央さんは元々アイドルに憧れを抱いていたから何故アイドルを目指したかがよく分かります。」
始まりは、桜舞い散る春のこと
私は黒いスーツに身を包んだ 後に「プロデューサー」と呼ぶアイツに会ったんだ。
「私、こういうものですが・・・アイドルに興味ありませんか?」
ルッキー「なるほど!プロデューサーにスカウトされてアイドルになる道を選んだんですね?」
ううん、アイドルなんか興味ないって最初は断ったんだ。
ルッキー「えっ!?」
それなのにプロデューサーは毎日私の行くところ名刺を差し出してきてさ…本当に懲りない奴だと思ったよ
サム姉「とんでもないプロ根性だな、お前のプロデューサー…」
おかげでややこしい事態にもなったんだけどね…あれはハラハラしたよ
結局話を聞くことになったんだけど…そこでこう言われたんだ。
「待ってください。あなたは今・・・楽しいですか?」
サム姉「楽しいか・・・だと?」
ゼルダ「なるほど、これは随分核心をつく問いかけですね」
あの時の私は高校に入学したばかりで、部活や将来の事とかはまだ不透明でハッキリしていなかったんだ。
ルッキー「私にはよくわかりませんが、学生とはなかなか悩みが多そうですね…」
そんなある日ハナコの散歩に出ようかと思ったら・・・
ルッキー「あっ、なるほど!そこで卯月さんと初めて会ったんですね!」
卯月はもともと養成所でレッスンを続けていて、ずっとアイドルになることを夢見ていたんだって。
私は卯月の話を聞いていたんだけど、それでもアイドルへの関心は今一つだったんだ。
でも・・・
「私はこれから夢が叶えられるんだって・・・」
「それが———— 嬉しくて!」
確かにアイドルって何なのか今でもよくわからない。この世界に踏み込んで、楽しいことも辛いこともたくさんあった
でも、これだけは言えるよ。私は—————
卯月「た、大変です!さっき凛ちゃんたち以外のみんなで楽しくお話してたんですけど・・・」
卯月「パルテナ様がイカちゃんに失礼なこと言っちゃったのか・・・
イカちゃんが急に怒って暴れているんです!!」